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GOZKI MEZKI

@sophizm の上から涙目線

twitterでのやり取りがブログに延焼していたことに今さら気付いたお話 -電子書籍と図書館貸出に関して-

0,導入

はてブで自分のIDで検索してみたところ、こんな記事を見つけた。

twitterで絡まれて不愉快だった話 | やめたいときは やめるといい。

6月の記事で全然気が付かなかった。今更だけど、反論と釈明をしようと思う。




1,事案の整理

まず、id:the-world-is-yours さんが以下の記事を投下

雑誌のバックナンバーを電子化して図書館で貸し出しって、こりゃ駄目だろ - 世界はあなたのもの。

その中で図書館における電子書籍の貸出が

1人の利用者が借りている間は他の人はその号を閲覧できない。

ことに言及。はてなでも300を超えるブクマがついて話題になっていた。そして、そのブクマコメントの中で id:QJV97FCr さんのコメントが多くのスターを集めていた。



これに対して私が言及したことにより、いくつかのやりとりが発生したらしい。


そして最後にQJV97FCrさんがした以下のツイートを私がリツイートしてコメントを返さず終わっていたようだ。

これについてQJV97FCrさんは

で、なぜかこの返信をretweetして、その後の返信はなくなりました。何だそれ。

retweetするということはこちらの返信は読んでいるわけで、何か問題があるなら言ってくるわけです。そこを何も言わずにretweetだけするということは、「こいつとは話す意味がない」と判断されたと考えるのが普通です。

仮にですがこちらの論理が相手にちゃんと伝わったとして、それなら「わかりました」の一言があってもよいですよね。最初にあんな小馬鹿にした態度で出てきたのはあちらなのだから、謝罪しろまでは言わないけど、理解してもらえたのかどうなのかは知りたいのが人情です。

でもRTだけしてスルーするということは「見ろよ、こいつ馬鹿じゃね?」って言っていることに等しいですよね。少なくともこの流れであれば私はそう解釈します。

と解釈し、ずいぶんと憤っていたようです。



2,私の主張

箇条書きにします

  1. 書籍を電子化した時点で複製です
  2. 電子化したデータを端末にコピーした時点で複製です
  3. 同時に閲覧可能かどうかは複製の有無に影響を及ぼしません(そもそも複製だから)
  4. 複製でも31条の適用があれば許諾は不要です
  5. しかし31条は適用されないはずです
  6. であれば、複製を可能にしているのは許諾契約があるからです
  7. 同時閲覧不可は許諾契約の内容に起因するはずです

以上の理解を前提に、QJV97FCrさんのコメントを読んで疑問に思ったことは

  • 同時閲覧の可否がどのように複製の成否と関係するのか
  • 31条1項の適否はこの事例で問題になるのか

の2点になるかと思います。QJV97FCrさんのコメントでは、同時閲覧できるから複製に当たり、複製だから31条が問題になると読めました。

前者はそもそも『複製』のはずなのに同時閲覧の可否を持ち込む理由が分からず、後者は本件が31条1項の問題なのか?というところ。確かに「2人が同時に見れると複製」というコメントに対してこれを「複数人が同時閲覧できなければ複製にあたらない」とするのは対偶がとれていないため論理的には正しくないです。が、同時閲覧の可否を持ち込む理由が分からないことが主眼なので、どのように書こうがそう違ったことではないのではないかと思います。2人同時に見れようが見れまいが複製であることに変わりはないのではないか、と。

これに対して

今のところ同時閲覧数=冊数として必要なライセンスを用意しましょう

という反応をいただいた。ライセンスを用意するということは許諾の問題のはずなので「つまり31条1項の問題ではないのでは?」とリプライを送った次第です。つまりの繋がりが伝わらなかったようですが、ライセンスの問題なのではないかという当初の私のコメントと相違ないことの確認です。

これに対する「31条1項の範囲を超える」というリプライ自体は、31条1項の適用がないことを前提としている私にとっては、これを全く否定するところではありません。ただ、それでもなお「同時閲覧できたら一冊を二冊に複製しているものと解釈されている」という意味は理解できませんでした。

私はこのリプライを受けて

  • 31条1項に該当しないこと
  • 『同時閲覧可能な状態を複製と捉えると』という前提の提示を受けたこと

の2点をもって満足したため、そのような考えがあることを提示した上で終了しました。リツイートした意図は、当初のコメントがフォロワーへの私の意見表明だったため、それを見た人に対して言及された側の意見も流しておくべきと考えたからに過ぎません。特に晒しや嘲笑の意図がなかったことは釈明させていただきます。

満足した理由は、第一に31条1項に該当しないことが確認できたことで、当初の「31条1項に違反する」という意図が理解できたこと。第二に、複製の定義に「同時閲覧可能な状態」という異なる前提があることを確認することができたことからです。異同が確認できたのでそれ以上の言及は特に必要ないという判断です。

なぜ第二の点について言及が必要ないと判断したかというと、同時閲覧不可能であれば形式的には複製であろうとも、実質的には図書館の『貸し出し』と同一であるとしたい図書館の意図が理解できるからです。貸出業務の一貫として電子書籍を取り入れたいのだろうから『同時閲覧可能な状態であれば貸し出しじゃなくて複製になってしまう(同時閲覧不可は貸出の延長)』という建前を置きたいのだろう、と。たとえそれが形式的には同時閲覧の可否に関わらず複製に当っていたとしても……です*1

それをいやいや違うでしょ!と言っても仕方ないことですし、一方で同時閲覧の可否が結果に影響を及ぼさないという私の理解を翻す意図もないので、対論表記としてリツイートしたまでです。まさかブログに続きがあるとは思ってもいませんでした。




3,ところで、、、

よく分からないのですが「twitterで絡まれて」とあるけど、私は最初の意見についてリプライを送っていません。エゴサーチして探しだしたのはQJV97FCrさんですよね。もちろん、本人が読んでも、そしてそれについて反論があっても対応する覚悟で書いていますからそれ自体は構わないのですが、積極的に絡んで行ったわけじゃないのにそう言われるのは心外ですね。

私のコメントに対してQJV97FCrさんもなぜかリプライではなくてURL表記でツイートしてらっしゃいます。いや、それも構わないですがそれだと私にツイートしたことが伝わらないのに

私としてはすぐに返事してみたつもりなんですが、その日のうちはご返信いただけませんでした。何かよくわかんないし気分は悪いけど面倒にならなくてよかったと思っていました。

ところが、翌日突然返信が。

というのは理解に苦しみますね。私がエゴサーチしない限り見つけられないんですが、QJV97FCrさんの中ではエゴサーチは常にするのが普通だというお考えなのでしょうか?たまたまエゴサーチしたら見つかった*2のでリプライ送ったのですが、QJV97FCrさんが言うようにURLつきツイートが返信だとすると、翻って私のリプライでないツイートをして「絡まれて」と受け取られたのですね。よく分からないです。

4ヶ月も経って突然返信してしまって申し訳ないです。


こちらからは以上です。

*1:という理解は伝えるべきだったかも知れません。不快にさせたことについては謝罪します

*2:実際、ブログの件もたまたまエゴサーチしたら今さら見つかったわけで……